択一式では“選択肢一つひとつの吟味”が合格力育成につながります!

さて、ここからは行政書士試験の具体的な対策方法として、まずは「択一式」のポイントからご紹介していきたいと思います。
おそらく、多くの行政書士試験受験生が「択一式なんて、そんなの、ただひたすら過去問を解くのみだよ!」と考えていらっしゃるでしょうが、その取り組み方について、適切なやり方を理解している方というのは意外と少ないものです。


 正誤のみの確認では効果なし!重要なのは「選択肢の研究」

「研究」なんて言ってしまうと少々大げさな気がしないでもありませんが、ここでは「一つひとつの選択肢を吟味する」という意味で、あえて「研究」という言葉を使うことにします。
過去問演習というとつい「量」ばかりが重視され、肝心な取り組みの「質」が二の次になりがちですが、これではいけません。

しょせん過去問は過去問なので、全く同じ出題が次回以降の試験で見られることはほぼありません。
ならば、過去問演習を通じて何を対策するのかといえば、「出題されやすい‘論点’の把握と習得」に他なりません。

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同様のポイントが姿・形を変えて出題された場合、正しくその論点に反応できるようにしておくことが、本当の意味での過去問演習の意義であると言えます。


 選択肢の「根拠条文」「キーワード」に注目!

では、行政書士試験の択一式対策として、具体的にどう勉強を進めていくべきなのでしょうか。
大切なのは、五肢択一であっても一問一答のごとく、「一つひとつの選択肢を分析する」ことです。

・選択肢の根拠条文はどれか
・誤りの選択肢について、どこが違っているのか、どう正せば正しい選択肢になるのか


上記は、過去問の際に実践したい選択肢の「研究」です。
時間はかかりますが、薄っぺらい演習を100問やるくらいなら、10問についてじっくり向き合う方が実力がつきます。

・それぞれ根拠となる条文の「キーワード」を挙げるとするなら、何になるか
・過去の出題から、それぞれの条文についてどのようなパターンの出題があるか


これらは実際の出題から一歩踏み込んだ「分析」となります。
自己流で取り組むには限界がありますが、通信教育等の対策講座を活用すると、これらを踏まえた教材が提供されるので、学習がスムーズです。


「行政書士試験では、択一式対策のためにここまでやらなきゃいけないの~!!」と驚かれるかもしれませんが、確実に合格を狙う上ではこのレベルでの過去問演習を目指すのが得策!
時間はかかりますがそこは【急がば回れ】、頑張りましょう!